人の来なそうな細い路地に入ると、僕はレミを壁際に追い詰める

レミの頬を触り、指先で耳から首筋へと流していく

レミの体がゾクゾクっとするのがわかった

腕には鳥肌がたっている

僕の指に感じてるの?

ね、気持ち良いでしょ?


「…んっ」

「君は僕にどうしてくれの?」

僕の良いように動いてくれないなら

僕はこのまま君の前から姿を消すよ

使えない駒に、褒美を与える必要はないからね

「え?」

「僕が奉仕してるのに、何もナシってちょっと反則だよね?」

僕の指先はレミの鎖骨にいき、胸の膨らみに到着する