「桃香、良い身体してるだろ?」
馬鹿だな…こいつ
「さあ、どうでしょう?
抱いてないのでわかりません」
「白々しい嘘を…」
「嘘も何も、彼女はメイドですから」
「給料もやらずに、好きな物を自由に買ってあげているのでしょう?
身体の関係でもなくちゃ、そんなことしませんよ?
小山内君の女なんでしょ?」
俺は鼻で笑った
「発想が貧困だな、オッサン」
「はあ?」
「俺には婚約者がいる
婚約者がいるのに、堂々と浮気するかよ」
「君こそ…考え方が薄っぺらいよ」
何?
俺は眉に力を入れた
「婚約者なんて…いつの話?
解消寸前なのを、私が知らないとでも?
婚約者の女は、小山内君の義兄と付き合っている
だから、堂々とメイドを女にできるわけだ」
微妙に俺のことを調べているわけだ
面倒くせえ奴
「簡単な話
俺を脅して、金が欲しいんだろ?」
「そうだ
金も…桃香も、な」
「桃香を? どういう意味だ?」
「言っただろ?
意地汚い女だと
あの女は、私から大切な物をどんどんと吸い取って奪っていく
だから生かしておくわけにはいかない
幸せになるなんて許されないんだよ」
イカれてるぜ
なんてやつだ
馬鹿だな…こいつ
「さあ、どうでしょう?
抱いてないのでわかりません」
「白々しい嘘を…」
「嘘も何も、彼女はメイドですから」
「給料もやらずに、好きな物を自由に買ってあげているのでしょう?
身体の関係でもなくちゃ、そんなことしませんよ?
小山内君の女なんでしょ?」
俺は鼻で笑った
「発想が貧困だな、オッサン」
「はあ?」
「俺には婚約者がいる
婚約者がいるのに、堂々と浮気するかよ」
「君こそ…考え方が薄っぺらいよ」
何?
俺は眉に力を入れた
「婚約者なんて…いつの話?
解消寸前なのを、私が知らないとでも?
婚約者の女は、小山内君の義兄と付き合っている
だから、堂々とメイドを女にできるわけだ」
微妙に俺のことを調べているわけだ
面倒くせえ奴
「簡単な話
俺を脅して、金が欲しいんだろ?」
「そうだ
金も…桃香も、な」
「桃香を? どういう意味だ?」
「言っただろ?
意地汚い女だと
あの女は、私から大切な物をどんどんと吸い取って奪っていく
だから生かしておくわけにはいかない
幸せになるなんて許されないんだよ」
イカれてるぜ
なんてやつだ