私は『仲間』と聞いて、思わず写真から目を背け、写真立てを先生に力いっぱい押し返した。





「私はもう仲間なんていらない!人なんて信用しない!」




私は五島先生を睨みながら怒鳴り付け、そのまま走って職員室を飛び出した。





先生は驚きを隠せないまま、思わずその場に立ち竦んだ。





私が職員室から飛び出した後、先生は悲しそうな表情を浮かべながら、そっと机の引き出しを開ける。