「気にしないで、俺も悪かったし。静奈ちゃんが、穴あき場に行くとこ見えたから追いかけた俺も悪いし」



「穴あき場!?」



「そう、穴があいてるから俺穴あき場ってよんでるんだ」



タケルさんは、あたしの頭を撫でにっこり笑った。



良い人だな。タケルさん。親切な人で良かった!!



「あ、じゃああたし行きますね?」



「気をつけて……」



「は~い」



あたしは、先を急いだ。



今のがゲームだったら、タケルさんは、村人だな!優しいし、村人はいつも親切に教えてくれるし……



ゲームが好きなのは、従姉の静留姉の弟の遼くんが、好きだからあたしも良く一緒にしていた。



だから、はまったのかな?静留姉は、前リアルギャルゲーしたって言ってたし。一度あたしもしたいなって思う。



学生の頃の話だから、今はあまりしてないみたいだけど。
いつか、教えてもらわなくちゃ!