「もし、襲ったら襲い返すから」
「ちょ、あたししないし!!」
言っても、セバスチャン?は、反応なし。本当に寝てしまったらしい。
ガタ……
「なんだ、居たんだ。彼」
裕さんは、残念そうに言う。
「遠子ちゃんは、しっかり見張らせたみたいだね」
「遠子が!?」
「そう、俺がキミ一人だったら、きっと襲うと思ったんだろうね」
そう言ってクスクス笑う裕さん。
「静奈ちゃんだっけ?名前……」
「はい」
裕さんは、入り口で腕を組んだままあたしを見ている。
「キミって俺のタイプなんだよね」
「はぁ……」
「静留ちゃんにもソックリだしね」
「静留姉と付き合ってんですか?」
「俺の弟と付き合ってるよ」
「奪われちゃったんですか?」
「……はっきり言うね?」
「思ったから、言ったままです」
「彼氏……」
「浩介です」
「浩介くんは、今頃大変だよ?」
「ちょ、あたししないし!!」
言っても、セバスチャン?は、反応なし。本当に寝てしまったらしい。
ガタ……
「なんだ、居たんだ。彼」
裕さんは、残念そうに言う。
「遠子ちゃんは、しっかり見張らせたみたいだね」
「遠子が!?」
「そう、俺がキミ一人だったら、きっと襲うと思ったんだろうね」
そう言ってクスクス笑う裕さん。
「静奈ちゃんだっけ?名前……」
「はい」
裕さんは、入り口で腕を組んだままあたしを見ている。
「キミって俺のタイプなんだよね」
「はぁ……」
「静留ちゃんにもソックリだしね」
「静留姉と付き合ってんですか?」
「俺の弟と付き合ってるよ」
「奪われちゃったんですか?」
「……はっきり言うね?」
「思ったから、言ったままです」
「彼氏……」
「浩介です」
「浩介くんは、今頃大変だよ?」