本鈴が鳴った。

「バイバイ。」

「本当にありがと。」

私は大切にその栞を本の間に挟んだ。

正直、本当の本当に嬉しかった。

顔には出てないかもしれないけど。

久しぶりに親ではない人にプレゼントを貰った。

神様。

少しだけ、喜んでも良いですよね?