「バイバイ、志緒ちゃん。」

うわぁ~っと仲良く泣くのは、波崎と菜月。

「元気でね。」

別れはアッサリとしていた。

いつもこうだけど。

新しい場所に、私は慣れることができるかな。

寂しくなったら、会いたくなったら、またここに来ればいいのだから。

笑って別れよう。

笑って会おう。

私達はこの青い空の下にいるのだから。