「素直素直。」 頭を撫でられる。 幼い頃から共働きの親からあんまり頭を撫でられたりしてないからか、えへへ…と顔が緩んだ。 「んじゃ、帰るか。」 江鳩くんは立ち上がる。 コーヒー飲んでない…。 「晴れたみたいだし。」 私は窓の外を見る。 「また来てね。」 橋本結城は言う。 「波崎に浮気だって言われるよ。」 私は返す。 「香は特別だから★」 何をどうしたら、文章の最後に★マークがつくのやら…。