――…
――――……
「…ン…」
ガバァ!
「あれ…」
私は…眠っていたみたいだ。
「っ、亜羅!?」
ベットには姿がない。
肩に毛布がかけられてる。
「亜羅…起きたの!?」
急いで部屋を見渡す。
誰もいなー…
「美流、起きたのか?」
後ろからする声。
「…ッ、亜羅ぁ!!!」
ガバッ
「お…おい!重てぇ!抱き着くな!」
顔色もすっかりよくなった亜羅がたっていた。
「よかった、亜羅!もう大丈夫?」
「俺ー…どうなった?」
「覚えてないの?なかなか帰ってこないから傷毅さんと迎えにいったんだよ!」
「あ…あぁ、それで?」
「それで倒れてたから運んで看病してたところ。」