傷毅さんを見送って亜羅が眠っているベットに近づく。
傷毅さんが持ってきてくれたタオルを頭にのせた。
でも荒い息づかいは聞こえない。
「…生気がわたったのかな。」
気持ちよさそうに眠っている。
そっと…白い腕に触れてみる。
冷たい感触…。
熱は下がったみたいだ。
頭のタオルをとりはらう。
「…よかった。」
見た目はクールでこわいけど
「本当は暖かい心なんだよね…。」
私は亜羅の頬にかかる髪の毛をはらって、顔をちかづけー…
チュッ…
そっとKissをした。
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