「じゃあ、俺はこれで失礼するな。」 「えっ、亜羅に御用だったんじゃないんですか?」 「またにする。このままいると美流ちゃん食べちゃいそうで危ないから。」 そういって意地悪く笑った。 「じゃね、美流ちゃん。」 「はい、ありがとうございました!」 傷毅さんは明るくて面白い人だ。 亜羅とは性格がまったく違う…。 変わった悪魔もいるな…。 二人とも悪魔離れしてるけど。 …悪魔って面白い。