「「…………え?」」
タイミングよくハモった扉を叩く犯人は亜羅ではなかった。
「「………誰?」」
またハモったこの男の人はくすんだオレンジ色の長い髪をしている。
腰まであり肩のところでひとつにくくっている。
目は亜羅と同じ赤色。
でも唇は亜羅のように魅力的な真紅ではない。
…見た目でいうと、何となくチャラい?
「え?天使?」
私を見る目が獲物を見る目にかわる。
あっ、ヤバイー…
「あ…悪魔?」
「え、ここ亜羅んちだよな?君は亜羅の獲物?」
ズキン…
胸が痛んだー…
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