俺の目にうつったのは
さっき俺が口づけた手のこうを
美流は自分の唇に触れさせていた。
……なんだよ…。
美流……こっちが恥ずかしい。
…や…でも嬉しい。
……好きだな…俺、超愛してるじゃん。
テンパるほど顔が赤くなる。
よかった…寝てて。
そのまま今にいたる。
美流が一緒に寝てっつったの
初めてだよな。
……芽威奈がいなくなって……
急に隣に人がいなくなんのが…
寂しかったのか。
天では…愛されてきたんだな。
俺はもっと美流を愛してやらないといけないな…。
そう思った。
もう…朝がくる。
少しだけ…
彼女を腕におさめ、
俺は眠った。