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「スー…スー…」
サラ…サラサラ…
俺は美流の髪を指で梳く。
柔らかくて透明感のある髪。
「スー…ンゥッ…」
ビクッ!
サラサラサラ…
美流の髪を手からこぼす。
ハハッ、起きるかと思った。
芽威奈を傷毅が連れ去って三日が過ぎた。
まぁ…男女の仲ができちゃったわけだし?
俺はこうなると思ってたけど…
プニッ
指で頬っぺたをつつく。
どうやらこの子は違ったらしい。
……俺的には、
芽威奈がいなくなって美流はより俺を愛してくれると思ってた。
ぅんで、ヤキモチやいたりしたけどー…
どうも友情と愛情は違うらしい。