「……ちづる様、あなたはしばらくこちらにいて下さい。」










「え、なんでですか?ここはどこなんですか?」










「彼に…仕事をしてもらわなくてはならないからです。」










「仕事…?」










「彼は悪魔でしょう。ちなみにここは天です。彼には悪魔の世界にスパイとして行っていただきます。」










スパイー…よくない響き。










「…その前に…彼に会わせていただませんか?」










「それはなりませー…「ちづる!!」










バンッ!!










扉を凄い勢いであけてきたのは…金髪の彼。










「…!悪魔さん。」










彼をみるとホッと心が落ち着いた。










しかしすぐにヤバイ状況だとわかる。










「「おい!!待て!!何しているんだ!!」」










バタバター…










後ろから天使らしき人が追い掛けてきていた。