「…もどるか。」










「…うん。」










甘い時間もほどほどにして…って思ったのに。










扉をあけた向こう側から聞こえたのは予想もしなかった言葉だった。










「…好きだよ?」










「……あたしも。」










え!?










うそぉ、芽威菜と傷毅さん!?










「えっー…ンゥ!?」










声をあげようとしたら亜羅に唇で塞がれた。










「…ン…ンゥ…プ…ハァ、」










「…お前、空気よめって。」










今度は後ろから抱きしめられた。










耳元がくすぐったいっ…











「…え?どういうコト?」










わかってないの私だけ?










「………みるからにそうだっただろ。」










「…ど、どのへんが?」