「何勝手に言ってるの！！」










自分でもビックリするくらい大きな声がでた。










「…」










驚いた顔で見つめられる。










「…いつも、いっつも。なんか一人でためて、一人でもがいて。」










「…美流。」










切ない声で呼ばれて、胸が…苦しい。










「…私って…何？」










今まで思ってきたことが溢れてしまった。










溜め込んでるのは…自分も同じだな。










「…ゴメン。」










また…










「…ゴメン、ゴメンって。それが１番傷つく。」










…わかってる、今、亜羅を傷つけてるって、わかってるのにー…。