「夢叶うといいな!」 そう言って笑った。 「あっ・・」 「なんだよ?」 「今素で笑った?」 「そっか。」 優輝とは違った笑顔。 合コンで見た顔じゃない。 あーゆーときだけなのかな? 「もう帰るか。」 「そうだね。」 「家どこ?」 「すぐ近く。地元だから、ここから帰るよ?」 「ばか。送るに決まってんだろ?」 それから車に乗って、私の家へ。 「1人暮らし?」