「沙耶・・」


「あの人でしょ?」


沙耶の目の先を見ると、優輝に似た人。


すごい人気みたいで、周りの女子の目がハートになってる。


「うん・・優輝が帰ってきたんだと思った。」


「確かに似てるよね。でも愛美、優輝くんじゃないよ。」


「わかってる・・」


それからは、男子と話したりしてた。


お坊っちゃんかなって思ってたけど、医学部なの?って思うくらいおもしろい人たちだった。


でも、優輝に似た人が気になってどうしようもなかった。


「ちょっといいかな?」