「ん・・朝?」
カーテンからこぼれている光。
あのまま寝ちゃったんだ。
隣では、たくがすやすやと寝ている。
「可愛い」
ぴとっとくっつく。
「ん・・」
寝ぼけながらも、抱きしめてくれた。
夢の中でも・・たくは私を迎えにきてくれた。
いつだって、たくは私を包んでくれる。
愛してくれる。
ぽかぽかと温かくなった。
永遠なんて、誰にも分からない。
それでも、たくとなら・・なんだって乗り越えられる気がするの。
永遠だって・・2人でつくっていけるって。
もっともっと愛したい。
もっともっと傍にいたい。
もっともっと・・愛を確かめあいたい。
「ずっと・・愛してるよ」
これからの幸せを願いながら、寝ぼけた王子様にキスをした。
→→→終わり