「優輝」


ちょっと肩が上がる。


緊張してるのかも。


「私を愛してくれて、ありがとう。私も・・優輝を愛してたよ」


この気持ちは、偽りなんかじゃないから。


「優輝を愛した分、もっともっと人を愛せると思うんだ」


やっぱり人って・・経験からいろんなことを学ぶ。


それは決して・・悪いことなんかじゃない。


「私ね、たくが好き。それにね愛し・・・・・きゃぁ!」




いきなり、体が後退する。


・・強風のせい?!

って風吹いてないけど。






「愛してる」