会うのは、綾香さんのとき以来で・・・なんだか久しく感じた。
「ちょっとデートしないか?」
たくの誘いに、大きく頷いた。
たくの笑顔で胸がきゅんとする。
ああ、私たくに恋してるって思った。
特に行きたいところがなくて、私たちはあの場所へ行った。
星が綺麗な、秘密の場所へ。
「ここに来るの、久しぶりだな」
寝転がるたくの隣にゆっくり座った。
「今日は星が見えないね」
「・・・ああ」
あいにく今日は曇り。
今日の空は暗くて・・・切ない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…