「優輝、花買ってきたよ」 「サンキュー、綺麗だな」 「でしょ?今花瓶用意するね」 「それより、こっちきて」 「ん?」 「まな、愛してる」 「私も、優輝を愛してるよ」 そう言って、2人はキスをした。 ・・見なきゃ良かった。 私はゆっくりドアを閉め、病院を出た。 優輝くんの目、とても優しかった。 私には決して向けてくれない優しい眼差し。 私、もう失恋したの?