「入って」
「お邪魔します。」
たくの家に来るのは2回目。
やっぱり、全然慣れない。
お互いソファーに座る。
「まな、話がある。」
「別れ話は聞かないよ?」
「は?何の話?」
「だって良い話じゃないでしょ?」
「・・・」
「バレてないとでも思った?私がたくの暗くなったのを・・見逃すわけないじゃん。」
思ったことを全部言った。
そうでもしないと、この雰囲気に耐えられなさそうで。
だんだん、涙でぼやけてきた。
「ばかまな」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…