着いたのは・・


私の大切な場所。


「プラネタリウムも良いけど、こっちの方が俺すきかも。」


寝そべりながら、たくがつぶやいた。


「これからは、私とたくだけの大切な場所だよ。」


隣に寝そべりながら言った言葉に・・


「ありがとう」


そうはにかみながら、たくは答えてくれた。


しばらく何も言わず、星を眺めてた。


波の音に耳を傾けながら。


「俺さあ・・」


「ん?」


「女嫌いなんだ。」


「へ?」