『今からこの星空に、流星群が現れます。良かったら、目を閉じて願い事をして見てください。』

願い事かあ・・


今の私の願い事は・・


流星群が見えたのを確認して、目を閉じる。


願い事を頭の中で浮かべていると、唇に柔らかい感触。


「・・!!」


目を開けると、ニヤニヤしたたくの顔。


「これで、なお願い事が叶うだろ?」


「・・ばか」


ばか。


なんで私の願い事知ってるの?


私の願い事は・・


“たくとたくさんの幸せな時を過ごせますように”