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愛美へ
この手紙を読んでるということは、俺はこの世にいないっことかな。
愛美、寂しい思いさせてごめん。
でもこればかりは、どうしようもないんだ。
愛美に告られたとき、本当に嬉しかった。俺は小さい頃からずっとまなだけだったから。
でも断った。俺は長生きできないってわかってたから。倒れたとき、改めて実感したよ。俺の命はもう少ししかないんだって。
でも、まなは言ってくれたよな?
こんな俺が好きだって。愛してるって。
だから、抱きしめずにはいられない。愛してるって言わずにはいられなかった。誰にも・・まなをとられたくなかった。