ガラッ


私は優輝がいる部屋に来た。


優輝は寝てる。


そっと近くに行き、優輝の心臓のところらへんに手をあてた。


「優輝の心臓さん、お願い病気に負けないで。私、優輝がいないと・・・」


手が震える。


泣くのを必死にこらえる。


ダメ、泣いたら。優輝を困らせたくない。


「泣き虫まな」