「席につけ-HR始めるぞ!」
いつも社会を担当している
川崎先生がはいってきた

「げ・・川崎かよ」
川崎先生は学校1こわいという先生だ
よりによって担任になるとは・・・(涙

「今日はみんなに紹介したいやつがいる!坂田はいってこい!」

ガラっと音がして
みんなドアの方に注目すると
そこには
鼻が高くて目がデカく
サラサラ猫毛の坂田と思われる人がいた

「坂田 真です、よろしくお願いします。それにしてもこの中学校はいいですね!」

「・・・」
私は頬杖をつきながら
まるで校長先生がしゃべるような
話を聞いていた
「よくしゃべるなあ・・」
坂田って人は緊張とかそういうのはないのか
いまだしゃべり続けていた

「ほら、じゃあ、近藤の後にお前座れ。みんな仲良くしてあげるように!」
やっと終わったと思ったら、あたしの後ろの席かあ・・・
なんか苦手、この人

HRも終わり、始業式もやっとのことでおわって
下校の時間になった

「かっこいいじゃん!坂田くんっ☆」
妙にハイテンションの飛鳥。

「どこが・・・」
呆れ気味の私。

「新しい恋かもよ!?りゅら初恋まだでしょ??男子には可愛いって
人気なのにねえ、もったいない!」

「飛鳥にはかなわないよ・・」

「そんなことないよ!真君、しゃべってみたけど性格めっちゃよかったもん!付き合うことになったら、教えてね」

「話がはやいよ、、飛鳥」

話しているうちに飛鳥とお別れの曲がり角についた

「ばぃばぃ♪飛鳥!」

「うん、また明日ねッ!」

てを振った後、雲行きがあやしくなってきたので

早歩きで帰っていたら

「すごい・・・こんな家あったっけ?」

そこには豪邸ってほどの家があった

「あ、わんちゃん!!可愛いーっ、触ろうかな、大丈夫かな?」

あたりをキョロキョロみていると

「あ、」

「なにしてんの?何か用?」
あたしの苦手な坂田が目の前にいた