「ちょ、どぅしたの?りゅら」

「なんでないてるん?」

「まてよ!」
公園の門にいた飛鳥と雪、純の言葉も今は
耳に入らない

とにかく、この胸の痛みをどこかにぶつけたくて

「おかえりって・・・りゅら?」

「ごめん・・・お母さん、1人にさせて」

「ぁ、うん」

お母さんも何かを悟ったのだろう
そのあとはなにもいってこなかった


「・・・ウウッ・・・。ばかばかばかっ!」

とまることを知らない涙