「えー…じゃあ帰りにテスト返すからなー終わり」
笹川はそう言ってテストを集め戻っていった。
「……咲、どうだった?」
「んー…微妙」
顔をしかめているところから咲もよくできなかったのだろうか。
「だよね!!あたしも分かんなかった」
少しホッとした。
「あ~…俺あんまできなかったぁ」
俊太郎が叫ぶ。
始まって5分で寝てたくらいだから当たり前でしょ。
そう心の中で思いながらも敢えて口には出さなかった。
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…