「松坂、罰としてこの問題1をやってもらおうか」



そう言い黒板に書けと指示された。
なんてヒドい先生だ。




私は数学が大の苦手である。
咲がいない私はこの問題が解けるはずがない。




そう思いながらも私は黒板へ向かう。





その途中准くんのひじとぶつかりノートを落としてしまった。





「あっ…ごめん!!」




そう言いノートを拾う。
准くんはあくびをしながら大丈夫。と言った。



「なんだァ?飛口、お前も寝てたな…罰として問題2を解け」



それを聞くと何も言わずに立ち上がり黒板に立った。




私もその横で問題1を解こうと試みるがまったくわからない。





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