ん〜、進路か。 何処の大学行こうか。 今まである程度の勉強はやってきたつもり。 だからレベルがそれほど高くない限り合格出来ると思うんだよね。 そんなことをずっと考えていたら午後の授業なんてあっという間だった。 帰りの準備をして教室を出て行く者もいる。 私も帰ろう。 「美雪一緒に帰ろ」 榎月はもう準備し終わっていた。 「うん」 少し雑に教科書をバックに入れ榎月と一緒に教室を出た。 _