「あ、もうこんな時間だ。

一時間目はカウンセリング実習じゃない!

遅れられないわ。

海斗、食器片づけておいてね。

じゃ!」

「わ、姉さん・・・待って・・・」

瑠璃は急いで食事をすませると

バッグを手に取り出て行ってしまった。