★★★



「あかねちゃーんッッ

やっぱ涼君格好いい!!!!ヤバイ///」



次が体育のため体操服に

着替えたアタシは今体育館に向かってる所。



隣を歩く久田茜(ひさだあかね)ちゃんは

高2の今のクラスになって出来た友達♪


「ってか…恥ずかしかったぁw」


1人で勝手に興奮してるアタシを

茜ちゃんは少し呆れたカンジでチラッとこっちを見た


「まぁ…池上君…格好いいからねぇ」


「だよねw」



そうそう!!

あたしの好きな涼君は

池上涼(いけがみりょう)って名前で


去年と今年両方学級委員を務めています!!!


「ね、そういえばさ…今日ってマットのテストだよね?」


少し遠慮気味に呟いている彼女の言葉に



「うん…♪

!!!・・・って、、嘘ォ!!!


忘れてましたぁぁぁw」



ルンルンと浮かれていたアタシは現実に連れ戻された


どうしよぅ。。



「マット出来ないよw」


「あは、でもあたしも側転出来ないし」


いやいや。茜さん…あなた運動抜群じゃないですか…



「やーばーいー!!!

  助けて!!!  」


「や、助けられないし」



「……」


「ホラ、行こ?」


「…もーやッ」


そんなコトを言いながらも


泣く泣くアタシは体育館に向かった。。