その後ため息をついて
『僕はモモさんの事
まだまだ知らないんですねぇ』
なんてそっぽ向いた。
それはこっちのセリフだよ。
たった何日間で何がわかるのよ。
もっと一緒にいたいのに。
なんとなくケイさんに笑ってほしくて
「じゃ、あたしがゲーム教えますね」
と精一杯で笑った。
『優しいですね・・・』
やっと、
こっち見てにっこりしてくれた。
なんとなくお互いわかっていたのかも。
いずれは離れ離れになるって。
でも、笑っていようって。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…