コツコツ…


コツコツ…




私の足音だけが響く


トンネルを進むたび意識は虚ろになっていく…ー



まるで誰かに今にでも支配されるかのように…








遠のく意識の中




「これは…夢…。いや現実……。」



誰かわからない声がする…



「夢…夢…?現実……」


段々、声がはっきり聞こえだした


ふと前を見ると


仮面を付けた人が立っていた…