キーンコーンカーンコーン


朝のHRの終わりを告げるチャイムが鳴った。

ようちゃん……!


私はようちゃんに話に行こうと思い、席を立った瞬間―




「え?」


右腕を掴まれた。



「ちょっとーどこいくの?」