今は少しだけ、疑ってる部分があるんだ。


決して嫌いになったわけじゃない。

けど、もう信じられないという気持ちが強いだけ。


かな、ごめんね…?



キーンコーンカーンコーン


「あ!もうチャイム鳴っちゃった!また後でね!」


そういうとかなは自分の席へ戻っていった。



「ねぇ…あの子、かなちゃんだよね…?」