「確かにさ、不確かだよ、未来は。でも、何か起こるかもしれない。ものすごいことがさ。信じられなくても、信じたいと思わねぇか?」 「何だよ…思わねぇよ、んなこと!!何もかも分かったように言うなよな!ハルトに…お前になんか…俺の気持ちが分かるかよっ!!」 ハルトはしばらく黙っていた。 やがて、小さな声がした。