あまりここまでプラス志向に感じない書き方と思われたかもしれない。でも、ワタシは今誰よりもプラス志向に活きていこうと思っている。
簡単じゃないの、と思われるだろうけど、実は案外これが難しい。
何故ならワタシは自己愛性人格障害の夫と暮らしているからだ。
彼の中の「少年」は家族に精神的な苦痛を与えている。彼らは自分がまともだと思っているし、ましてカウンセリングなんて受けるような考えもなく、プライドがあり社会的には何も落ち度がないように見えるから周りからもまさか、の一言で片付けられてしまうことが多く、身内でさえ気づけないほうが多いのだから。
この周りの無理解がボディブローでマイナス志向に向かって二重に襲いかかってくる。敵は対峙者だけではない。よくある事だろう。
ワタシもあるきっかけがなければ違和感と共に見過ごしてしまったことだろう。でも、知った以上もう見過ごせないのが人間心理なんじゃないかな。
知ったことで悩みが増えてしまったワタシは知らなかったほうが幸せのままだったのだろうか。
…ううん、多分これでいいんだよ、だってワタシは見せかけの愛なんて欲しくない。
愛があるなんて錯覚はもう見れないけれど(何故なら彼らにとって愛とは与え合うのではなく、自己愛が満たされる事が愛なんだから)ワタシは理解しようと本を漁り知識を得たけれど結局は彼が解決しようとしないかぎり改善なんてしない。
「少年」が暴れないかぎりワタシの中の「少女」も静観している。彼女は眠りにつくことなく、普段はただ成り行きを静観している。
少女というと誤解を招くかもしれないけど、彼女は本来のワタシの姿なのだ…ワタシがまだワタシだけだった頃の…