「闇の中の少女」がワタシを見つめ対峙している。
ワタシはこの存在に気づきながら考えることが多くなっていた。…そう、もう「彼女」は決して無視できない程もう大きな存在になってしまっていた。
そして彼女はもう闇の中では満足できないかのように頭のなかに登場することが増えていた。
ワタシが感じる不安は今この存在によって見えない未来が大きく変わるのかもということが直感的にわかるからなんだろうか。
結婚して子供も出来て端から見れば幸せ何だろうな、でも端から見た幸せなんて第三者の妄想以外のなんでもない。
現実は現実に押しつぶされそうになりながら抗えない自分に幻滅していた。