「アレン君は……………悪魔なの?」

デビルと聞いて、
わかってはいたが…
どうしても確かめたくて

質問してみた。

すると返事はすぐに
返ってきた。

「…うん。
ごめん…怖いよね。」

悲しみを含んだ紅い目には
悲しみの色がかかった。

そして私はとっさに答えた。

「ううん!
全然怖くないよ?

私は天使なの。
だけどね…
私は天使とか悪魔とか

関係なくみんなで仲良くしたいの。」

するとだんだん……
アレン君の目は
明るさを取り戻した。

「…ハハッ(笑)
マリアちゃんって…………面白い子だね。

…ってもうこんな時間!

時間だから、
僕……帰るね!

なんか、すごく君と
気が合いそうだよ(笑)

僕もその考え賛成!

いつかまた会えるのを楽しみにしているね。」

マリアちゃん…
なんか変わった子だな(笑)

「うんまたいつか会おうね!」

そして……

すごく可愛い

天使の、女の子。

僕の、初恋の子。