「じっとして下さいね」

「いってて…

ありがとうございます。
はい、これお金。」

「金貨3枚も!?」

「これは、お礼代も込みだから。
それじゃあ、さよなら(笑)」

「また、来てくださいね」

店の女の人は怪我をした足を手当てしてくれた

良かった♪
秘密にもしてもらえて(笑)

…あ、あそこに花畑がある!

あそこでお菓子を食べよ♪

「いただきます…」

パク

「お、なかなかではないか!
城のアイスとはまた少しちがって新鮮だな!
うん、美味しい☆」

お菓子を食べていると
急に春風が吹き、
まわりの花の花びらが
ふわり、ふわりと
花吹雪のように舞い上がった。

そして見上げると……
少し離れた場所に
男の子が立っていた。
黒髪に、紅い瞳の私より
少し大きい男の子。

あれ…?あの男の子…

…天界には目の紅い人なんて…          いないし…
まぁそんなこといいか

「ねぇ!一緒にお菓子食べない?」

なんかすごく驚いてる。

「………………………………………………………………………………………………………………………別に、良いけど」


これが、この出会いが…

私とあなたの未来を変えた

出会いだったのよね。


でも私は
あの時出会ったことは
決して後悔なんか
して無いわ………。


むしろ神に感謝したいくらい。