「…どんな、夢?」

同じとはわからないけど
なんかある気がして
聞いてみた……。

「……結華は?」


「私は…一面に綺麗な
花畑があるところにいるの。

そこでいつも…
幼い男の子に出会う。

目は紅い…
髪は黒い…クールな感じの……そう!悪魔みたいな
人が出てくるの…。

それも…優斗に似てる。

でもそこで急に場面が変わって…

私は、大きくなった
その男の子に再び出会う………。」

「俺は
長いフワフワな金色の髪に
宝石のサファイア色の目で
天使みたいな結華。

しかも…それ以外、
怖いくらい同じ。」

「わ、私…!?」

「…正確には結華に似てる。」

「あー…ってマジで?」

「マジで」

「…そっか」

その時、二人で思った。

これは絶対なにかある。

そう思った……。