「バレたわよ。
私があの人と会っていた時…。

でも私は…“次期お妃”じゃ無いからあそこまでされなくて注意を受けただけで…たまに会えたの…。」

「そう、なんだ…」

「その悪魔の名前は、…フィニ。
フィニ・ウィリアム…。」

「ウィ…リ、アム…。」

「…アレン君と同じでしょ?」

「…∑まさか!」

「…フィニはアレン君のお兄さんよ。」

アレンの…お兄さんが、姉様の恋人…。