はぁはぁはぁ


私たちの荒い息が静かな道に響いた。


やはり、道に人なんていなかった。いるといったら、犬の散歩をしている人や、仕事へ出かけていり人だけだ。



「本当にどうしよー!?」


漫画とかではよくこんな展開あるけど…。

そういえば、漫画ではあまり怒られない…よね?もしかしたら、怒られない…かも…?。


いやでも退学にでもなったらどうしよっ?!





たったった



とりあえず、走った。もしかしたら、今始まったばっかり…とかかもしれない。






「あっ!あそこ!体育館ってかいてるっ」


二人の指差す先には、体育館の文字が。




「よしっ!いくよっ」



そして優奈が扉をあけた