しかし、第46部隊は
単独任務の多い部隊だ。
言わば、第46部隊には
軍のトップエリートの
集まる部隊であり、
1番任務での死傷率が高い
部隊であった。







司令室の前まで来ると
エリックは司令室の前に
大きく構えている
SP2人に見向きもせず、
司令室のドアを開いた。



「失礼します。
第46部隊所属、
エリック・ラングレーです」

「待っていたよ」

「…任務、でしょうか??」

「うん。今回はいくら
君でも完遂は難しい…
かもしれないけどね」



キンブリーはメガネを
軽く指で押し上げると、
真剣な表情でエリックに
書類を渡した。