「一歩…」


…何か私の体、変だよ。緊張?恥ずかしさ?幸せ過ぎて体がフワフワする


「鈴、ここでいい?」


ここで?


えっ?…何が


ぼんやりしてた私の頭が少しだけ現実に戻る


一歩は今にも私をソファに押し倒そうとしていた


「何って…じゃー聞かない。鈴はこのまま横んなって、オレに身ぃ任せてたらいーから」


身を…任せる?


私の頭の中に、ポンっと恥ずかしい妄想が浮かんだ