太久~何企んでるのよ!私家から出れないじゃない


それか…誰かの入れ知恵?


とっさにサチの顔が浮かぶ


まさか…ね


「サチさんが~夜食は行きつけの甘味処じゃないと嫌だって言いだして


全員で買いに行くついでにサチさんち行くことになったらしー」


私を置いて?ひどーい!


「ほら、また嫌そうな顔してる…こんな二人きりになる機会めったにないし、オレ甘えていー?」


…甘える?!


一歩の視線が私に絡む